エアドロップとは?仮想通貨初心者でもわかる基礎知識
エアドロップとは特定の仮想通貨を持っている人に新しい仮想通貨を配ったり、プロジェクトのサービスを使っている人に配ったりすることをいいます。
それは仮想通貨事業をやっている企業が新しいプロジェクトを広めるためのマーケティング手法だからです。
例えば、ブロックチェーンゲームをプロジェクトのサービスを触っていた人。
わかりやすくいうとメルカリをたくさん使っていた人にメルカリコインを配るみたいな感じです!
なんで無料で配るの?と疑問に思う人がいると思いますが、これはプロジェクトの知名度を上げるための今主流の方法となります。
参加方法をステップバイステップで解説
この記事では仮想通貨のコインをもらってから売却するまでのざっくりとした流れを説明します。
- 国内の取引所を用意する。
- 日本円を国内取引所で仮想通貨を購入する。
- ウォレットを準備する。
- まだ仮想通貨のトークンを発行していないプロジェクトに参加する。
- エアドロップで仮想通貨を受け取る。
- ウォレットから仮想通貨を国内の取引所に送金し、円にする。
パッと見てやることが多く見えますが一度経験してしまえばそんなに難しいことではありません。
詐欺を避けるための注意点
エアドロップに参加する際は詐欺に注意が必要です。
公式を装った詐欺プロジェクトや不正なリンクから資金を集めた後逃げることなどがあります。
こういった詐欺にかからないためには、プロジェクトのサイトは公式リンクから入る、または信用できる人が張っているリンクからに入るようにしたほうがいいです。
あとは普段使いのパソコンと分けたり、ハードウェアウォレットという秘密鍵というものおフランで安全に保管できるウォレットを使うなどです。
実際のエアドロップ 成功例と失敗例
エアドロップにはおいしいお金や手間をかけた割に思った金額がもらえなかったり、逆に100万単位での大型のエアドロップになったりプロジェクトによって様々です。
実際の成功例や失敗例を出して解説していきます!
成功例① Fusionist($ACE)
無料SNSタスクやゲームをプレイすることで数百万から多い人で数千万円のエアドロップになりました。
期間は1年間と長かったですが、原資がなくても参加できるキャンペーンなどが多かったので、大成功のエアドロップと言えます。
成功例② Jito($JTO)
こちらは原資が必要なタスクでしたが、15000円分の$SOLという仮想通貨を3ヶ月ほどステーキングし、200万円のエアドロップが降ってきて話題となりました。
資金こそ必要でしたが低資金+短期間と最高の条件でした。
失敗例① Sei($SEI)
プロジェクトの評価額が8億ドルと高く期待されていたプロジェクトです。
無料でできるテストネットのタスクを頑張ってこなしても数千円しか得られないしょぼドロとなり、ツイッターで炎上していました。
失敗例② Sui($SUI)
こちらも無料で参加できるテストネットでしたがエアドロなしでセールでした。
あまりないですがたまにこのパターンもあります。
しかもテストネット参加者に購入権利はなく、Suiのディスコードに入っていた人が購入対象となりました。
エアドロップの見極め方
結論から言うとデカドロといわれる成功するエアドロップを完璧に見極めることはできません。
・参加者が少ない
・集まっているお金が少ない。
・レイヤー1やレイヤー2と言われるチェーン本体で時価総額が高くなりそうなプロジェクト
・新しい分野のカテゴリ
逆に参加者が多すぎたり、評価額が低すぎるものを避けて活動することで失敗する確率を下げることができます。
今からでも間に合う?
まだ間に合うと思います!
なぜかと言うとまだ現在のトークン配布方法の主流がエアドロップだからです。この流れが変わるまでは大丈夫でしょう。
今みたいな参加者が少ない弱き相場で仕込んでおくと、バブル相場が来た時にエアドロップで美味しい思いができます。